胃腸や内臓の病気

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胃腸炎

胃や腸の粘膜がただれてしまい腹痛や吐き気、下痢などをおこす病気です。原因として細菌やウイルスの感染が大半を占め、発熱や血便、だるさなどの症状がでることもあります。
基本的に特効薬はなく症状に応じて整腸剤や吐き気止めの薬などを投与します。嘔吐や下痢が続き脱水症状が強い場合には点滴を行います。乳幼児や高齢の方は脱水になりやすいので注意が必要です。 

脂肪肝

肝臓の中に脂肪が異常にたまっている状態であり血液検査や超音波検査で診断できます。主な原因としてアルコールや肥満、糖尿病があり、沈黙の臓器である肝臓は肝炎から肝硬変まで進行しないと症状が出現しないという怖さがあります。
近年、お酒をほとんど飲まないのにアルコール性肝炎と同じような経過をたどる非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)が問題となっております。アルコール性脂肪肝より重症化しやすいため注意が必要です。

逆流性食道炎

胃酸を含む胃の内容物が食道の中に逆流することによって食道の粘膜がただれてしまう病気です。原因として加齢や食生活の欧米化、暴飲暴食などの生活習慣、肥満があり近年増加しております。
症状として胸やけや喉のつかえ感以外に長引く咳のみのこともあるので注意が必要です。 

機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)

みぞおちの痛みや胃のもたれ、少しの食事での腹部膨満感などのさまざまな症状がずっと続いているのにもかかわらず、内視鏡検査などを行ってもはっきりとした異常が見つからない病気です。日本人の4人に1人はかかっているという調査結果もあり決して珍しい病気ではありません。だれもがかかる可能性のある病気でつらい症状により生活の質が損なわれます。
主な原因としてストレスがあるので生活スタイルの改善が第一であり、補助的に薬を投与します。 

過敏性腸症候群

お腹の痛みや不快感とともに下痢や便秘を繰りかえす病気です。男性では下痢型が多く、女性では便秘型になることが多いと言われております。原因ははっきり分かっていませんがストレスが関係していると考えられております。脳がストレスを感じるとその信号が腸に伝わり腸の運動に影響を与えるからです。
機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)と同じように生活スタイルの改善が第一であり、補助的に薬を投与します。 




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